植毛ってけっこう専門的なものですから
育毛剤とか薬とかよりも
わかりにくい部分が多いと感じてます。
そこで今回は基本的な内容を
テーマにしたいと思います。
ここをすっ飛ばすと後悔することになるんで
まだ植毛についてわかってないのなら
しっかり見てほしいと思います^^
まずあなたは植毛と聞いたら
何を思い浮かべるでしょうか?
もしかしたら人工的に造られた毛髪を
無理矢理毛穴に差し込んだり、
まだ生えてる自分の髪に巻きつけたり
といったことを想像するかもしれません。
後者は植毛ではなく増毛法になるので
明らかに違いますが、
前者は実際に植毛として
以前はよく行われていたものです。
それを「人口毛植毛」といいます。
対して現在は自分の髪の毛を移植するのが
「自毛植毛」と言われるものです。
両者がどのように違うのかが
今回のメインテーマになります。
自分も最初は全然わからなかったので
その辺から調べていった記憶があります。
もし調べないで適当に選んでたら
今頃絶対後悔してると思います。
自分が受けたのは自毛植毛の方で、
明らかにそっちのほうがいいと言えます。
人口毛と自毛の最大の違いは、
コストと生え変わりの有無です。
(人工物と自然物の違いは
当たり前過ぎるので除外してます)
手術費用を単純に比較すると
人口毛植毛の方が圧倒的に安いです。
詳しい相場はよくわからないですが
少なくとも4倍から5倍は違うと思います。
自毛植毛だとm字部分でも
100万前後かかる場合がよくあるそうですが
人口毛植毛だと1ヶ月の給料以内で
収まるという感じでしょうか。
だからそれを基準にして
人口毛を選択する人も多そうですが
そこで一歩踏みとどまれるかがポイント。
人口毛は一度植えたら
ずっと残ってくれるわけじゃありません。
抜けることもあれば途中で切れることもあります。
年月が立つに連れてその割合が大きくなると…
当然不自然な見た目になりますよね。
だからまた手術を受ける羽目になります。
もちろんその度にまた何十万とかかるので
実はコスパはとても悪いんです。
その問題は生え変わりの有無の話にも繋がります。
自分の髪だと抜けたり切れても
いずれ自然と伸びてきてくれます。
人工物だともちろんそれは無理なので
定期的に再手術する必要が出てきます。
ちなみに人口毛だと手術を受けたその日から
見た目がすぐ変わるメリットがあります。
自毛の場合は一度植えた髪は抜けて
その後ゆっくり生えてくる性質があるので
すぐに見た目を変えることはできません。
てことで何か急ぎの事情があって
すぐにフサフサな見た目になりたい!
という事情があるなら人口毛植毛のほうが
向いているかもしれません。
けど、そんな急ぎの用事って
大抵の人はないんじゃないでしょうか…
自毛植毛を行った箇所は
基本的にやり直す必要がないわけなので
長い目で見ると圧倒的に有利です。
そういえばもうひとつ大きな違いがありました。
人口毛は体にとって異物なので
拒絶反応が起きてしまいます。
つまり頭皮に炎症が起きて
今生えてる髪にもダメージになります…
下手すると頭皮が岩のように硬くなって
自毛植毛が受けれないケースも
あったというではありませんか…
安さや即効性ばかりに目が行くと
そんなリスクにさいなまれることになるので
違いを十分把握してほしいと思います。
もちろん、自毛植毛にも
リスクがないわけではないです。
そのことについては別記事に書いてるので
よかったら参考にしてみてください。
自毛植毛で考えられるリスクについて