植毛の質問で一番多いんじゃないかと
思えるのが本当に生えるのかってこと。
自分もそう不安がる者の1人でした。
たぶん全員がそういう不安が
芽生えたことがあると思います。
長らく対策してきた人にとって
そう思うのは当然じゃないかと思います。
いままでさんざん期待させておいて何だよ…
って感じですよね・・・
薬も育毛剤もサプリも結局どれも期待はずれで
薄毛が治る時代ってのはウソなのか!?
と思ったことは何度もあります。
だからこそ今回は特に気合を入れて
少しでもあなたに納得できるよう
説明していきたいと思うので
よろしくお願いします。
ちょっと専門的な内容も出てきますが
なるべくわかりやすくかけるようがんばります。
植毛は読んで字のごとく
毛髪を物理的に植えるという手法です。
植毛は主に人口毛と自分の毛を使うものの
2つがあるのですがここでいうそれは
後者の自毛植毛のことを言ってます。
人工毛植毛は拒絶反応が起きるので
頭皮も髪も痛めるので
全くおすすめできない古い技術です。
それに比べて自毛植毛は
自分の髪を使うわけですから
拒絶反応(炎症)は起こりません。
もちろん自分の髪なわけですから
ずっと残り続けてくれます。
抜けても切れてもいずれは
勝手に伸びてきてくれるので
薬や育毛剤なんかに頼らなくても
全くよくなります。
なぜそう言えるのかというと、
ドナードミナンス理論があるからです。
簡単にいうと、植え付ける部位ではなく
元々生えていた場所の性質を受け継ぐという理論。
それが証明されたから植毛が成り立ってるんですね。
めちゃくちゃ禿げてる人でも
後ろと横の髪は残ってますよね?
後頭部と側頭部の髪は男性ホルモンの
影響を受けないことがわかってるので
それを利用しましょうというものです。
髪を植えるといっても毛抜きで抜いた毛を
移し替えるのではなく、
組織ごと引っ越しさせるという感じです。
毛というのはよく見ると
皮脂腺とか筋肉とか根っこを包み込む
毛包と言われるものがセットになってます。
それを毛穴単位で移し替えるんですね。
で、髪の毛にもひとつひとつに
遺伝子が備わってます。
後頭部と側頭部の髪は男性ホルモンの
影響を受けない遺伝子を
持ってることがわかっています。
だからサザエさんのお父さんでも
髪の毛が残ってるわけですね。
(てっぺんの1本が残ってる理由は不明ですが…)
個々の髪は場所を変えたとしても
遺伝情報は変化しないので
m字部分に引っ越しさせたとしても
しっかり生えてくれるんですね。
それがドナードミナンス理論です。
だから禿げた部分に髪を植えても
また薄くなるんじゃないかという
考えは無用なんですね。
とはいうものの、
理屈的なことは理解できても
やっぱり不安を完全に拭うことは
難しいと思います。
自分もそうだったのでそういえるんですが、
受けようと思った最大の要因は何かって言うと
もうこれしかないと思えたからです。
一応外科手術をすることになるので
何とも言えない恐怖心は芽生えはしましたが
もう効果があるのかないのかわからないことに
翻弄されるよりはいいと強く思っていました。
薬とか育毛剤とかですね。
おそらくそういうものを使い続けても
m字ハゲは治らないだろうと感じたからこそ
踏み切れたって感じです。
最終的な判断は医師と相談した上で
決めることになると思うので
今すぐ決める必要はありません。
自毛植毛の概要はお伝えできたつもりですが
実際に手術してくれる医師から
カウンセリングを受けることで
はじめて納得できると思います。